入園入学時には、様々な布の袋を準備しなければなりません。既製品でもよい場合がありますが、学校や園の方針によっては親の手作りで指定されることもあります。その場合には生地から準備していく必要があります。生地はどれでもよいわけではなく、作るものによって変えていく必要があります。大きめのバッグを作る場合には、丈夫で内容物をしっかり守れるキルティングなどが向いていますし、小物を入れるなら薄手の生地が必要になります。まずはどのようなアイテムが必要になるのか考え、それに合った布を選んでいくようにしましょう。デザインが統一できていると子供が自分のものを見分けやすいので、同じ柄で布が違うものを用意したり、似た色を選んだりしていくのが良いです。
お子さんの好きなキャラクターの布地などを購入して利用するご家庭も多いです。入園入学は親はもちろんですが、お子さんにとっても新しい場所へ行くことの不安が出てくる時期でもあります。その時に親御さんが作ってくれたお気に入りのキャラクターの付いたグッズが付いていてくれると、心強く感じるはずです。そのため、子供に人気のキャラクターなどが付いた生地が人気となっています。お子さんと一緒に選んでいくのもよいでしょう。学校などによってはキャラクターものを禁じていることもあるので、学校の決まりや要望についてチェックしてから生地選びをするのが良いでしょう。その学校や園に通っているお子さんの持ち物を見てみるのも参考になります。
生地にはいろいろな種類があります。入園入学期のお子さんは丁寧に物を扱うことが難しい年代ですし、汚してしまうことも多いので、できれば丈夫な生地を選んでいきましょう。長く使うことになるのでこの点は特に重要です。また、毎週、毎日汚してくることもあるので、きれいに洗って使えるように洗濯しやすい生地にすることも大切です。繊細な生地の場合には洗濯機などで洗うと問題が出やすいですから、丈夫で洗濯に耐えるものを選んでいきましょう。綿素材の少し厚ものものなどは洗濯しやすく、肌触りもよく使いやすいため人気です。また、普段から手芸に取り組んでいる方でないと、材料の選び方や作り方に悩むこともあるかもしれません。そういった方に人気なのが作り方や必要な材料がセットになったキットです。手芸店などで用意してあることも多く、これなら一から選ぶことが難しくても、材料をそろえてすぐに取り組むことができるので便利です。